特選

まなざしフォト部四期フォトコンテスト「光」受賞
仕事が多忙な夫はほとんど家にいない。平日も毎日朝方まで働いて、土日も仕事。
だから、パパがいなくても楽しい休日が過ごせるように一人で子供達を遊びに連れていく。

今振り返ると、子供が3人になってからよりも、長男3歳と次男1歳の頃が一番大変で、公園で泣きたくなった日もあった。行く先々で見かける家族連れが羨ましくなって、家に引きこもる日もあった。

でも今は、大きくなった子供達に私の方が助けられる事もある。三男を抱っこ紐でお腹に抱えて、両手は長男次男と手を繋いで歩いていた日々はもう懐かしい。  一緒に公園へ行くと、この日のように長男を先頭に自分達の足で歩いていく子供達。後ろから見守る嬉しさと、ほんの少しの寂しさが写ったセルフタイマー。


写真・キャプション:まゆちゃん



顧問コメント

光の情景が美しく素晴らしい一枚です。お写真への感動もですが、お母さんとお子さんの距離と、お子さんを見守られてる様子から成長の嬉しさと寂しさを感じました。その寂しさを夕景がさらに情緒的に照らしてます。セルフタイマーで自分の想いを投影した写真を撮りたいと羨ましくなる一枚です。

講評:相武えつ子さん(まなざしフォト部の顧問)


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