2022年 8月 31日
特選『日々成長する君へ』
ある日、初めて行った公園で滑り台を見つけた君は、目を輝かせて駆け出していった。
半年ほど前はまだ、歩くのもヨチヨチで滑り台も怖がって、わざわざうつ伏せになって足から滑ることしかできなかったのに、最近の君は普通に滑る事ができるようになった。
でも、、、。
今回の滑り台は、いつも滑っている滑り台とは大きさが違う。
危険なのでやめるように説得したが、一度やると決めた君は私の意見を一切聞かずに階段を登り出した。
私は、君の後ろについて落ちないように支えた。
君は、滑り台の頂上につくと、「わぁ!」と歓声を上げ、そして、颯爽と滑っていった。
私は、一回で満足してくれるだろうと思っていたが、そんなわけはなく、君はまた階段を登って行った。
何回か繰り返されるうち、だんだんと階段を上るのも上手くなり、ふと、君がどんな顔で階段を登っているのか気になった。
階段の上り初めなら、大丈夫と思い、君から離れて、滑り台の内側に回り込んだ。
そして、すぐ手が届く距離でカメラを構えた。
一段ずつゆっくりと進む君が、階段の隙間から顔を出した。
その瞬間、シャッターを切った。
撮れた写真は、近づきすぎてほぼ顔だった。
しかし、その顔のキラキラした瞳には、まるでこれから先の未来を写しているようで、とても綺麗だった。
君のこれから先の未来は何が待っているんだろう?
私は、とても楽しみです。
p.s.
大きくなったら、この鼻垂れ写真恥ずかしいかな!?
半年ほど前はまだ、歩くのもヨチヨチで滑り台も怖がって、わざわざうつ伏せになって足から滑ることしかできなかったのに、最近の君は普通に滑る事ができるようになった。
でも、、、。
今回の滑り台は、いつも滑っている滑り台とは大きさが違う。
危険なのでやめるように説得したが、一度やると決めた君は私の意見を一切聞かずに階段を登り出した。
私は、君の後ろについて落ちないように支えた。
君は、滑り台の頂上につくと、「わぁ!」と歓声を上げ、そして、颯爽と滑っていった。
私は、一回で満足してくれるだろうと思っていたが、そんなわけはなく、君はまた階段を登って行った。
何回か繰り返されるうち、だんだんと階段を上るのも上手くなり、ふと、君がどんな顔で階段を登っているのか気になった。
階段の上り初めなら、大丈夫と思い、君から離れて、滑り台の内側に回り込んだ。
そして、すぐ手が届く距離でカメラを構えた。
一段ずつゆっくりと進む君が、階段の隙間から顔を出した。
その瞬間、シャッターを切った。
撮れた写真は、近づきすぎてほぼ顔だった。
しかし、その顔のキラキラした瞳には、まるでこれから先の未来を写しているようで、とても綺麗だった。
君のこれから先の未来は何が待っているんだろう?
私は、とても楽しみです。
p.s.
大きくなったら、この鼻垂れ写真恥ずかしいかな!?
写真・キャプション:kazuyo
顧問コメント
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講評:相武えつ子さん(まなざしフォト部の顧問)